中国EC市場概況

中国のネット人口はすでに4.2億人。EC人口も1.4億人と、EC人口ですら既に日本の総人口を
超えています。それでも普及率はまだ全体の30%程度。今後の経済の発展に伴い、
今後ますますの急激な伸びが期待されます。

ECの市場規模も既に約5000億元(約7兆円)、今後も毎年120~200%の伸びが予測され、
2013年には1兆2000億元(約16兆円)を超える予定です。この数は、米国のEC市場の2倍に相当します。

2010年はECモール元年

中国のEC市場はこれまで、「タオバオ」をけん引役として個人間売買市場(CtoCと呼ばれる、ヤフーオークションに代表されるECモデル)を中心に成長してきました。
しかし、2010年以降は法人が出店主体となり、ECモールに出店する形式(BtoCと呼ばれる楽天に代表されるECモデル)を中心に成長していくと予測されます。

モバイルによるECの伸び

今まで中国でモバイルによるECが普及しなかった背景には、回線速度の遅さがある。
しかし、3G回線が導入され、合わせて携帯に慣れ親しんだ世代や、携帯をビジネスで使うビジネス層が増加している中、今後はモバイルECの成長が予測されます。

中国内陸部へのインターネットとECの普及

中国のインターネット普及は、開発が先行した沿岸部を中心に興った。
しかし今後は、内陸部の普及伸び率が期待される。 都市部の70%を超える普及率に比べ内陸部はいまだ25~40%程度。 政府の内陸部活性に向けた政策も追い風になり、 今後ますます、内陸部の経済発展、それに伴うインターネット人口、EC人口の増大は進むことが予測されます。

タオバオが大きなシェアを占める中国EC市場

EC(エレクトリックコマース)、身近な言葉で言うとネットショッピングですが、ここ中国でも非常に盛り上がっています。インフラであるインターネットの普及、経済の発展に伴う所得の向上といったことがその理由で、リアルショップからECでの購入へと、中国の消費動向の様子が大きく変化してきています。すでに2010年のECでの流通金額は約5,000億元(約6.5兆円)にも及んでいます。また、専門の調査機関によると、2013年には1兆2000億元(約15兆円)を超えるという予想もあります。その中国ECの中で、最も大きなシェアをもっているのが、総合モールのタオバオ(taobao.com)です。なんと、中国全体のECでの流通金額の80%ものシェア(約4,000億元)を占めています。現時点ではタオバオは中国ECのスタンダードだと言っていいでしょう。また、中国ではタオバオの他にも、中国アマゾン(卓越)、京東商城、当当網、中国楽天(楽酷天)など100を超えるECモールがシェア競いあっています。加えて昨年中盤あたりから台頭してきたのが、共同購入ポータルサイトです。日本ではグルーポンが有名ですが、中国でもこういったGroupon系サイトが多く出来ています。今やECは中国人の生活に欠かせないものになりつつあります。

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